2015.10.01更新

今日患者さんから「腱鞘炎って治らないんですか?」と聞かれました。

この答えのために、そもそも腱鞘炎とは何かとお伝えしないといけません。

 

まず腱鞘炎とは「腱鞘が炎症を起こしている」状態を指します。

では腱鞘とは何か?それは「手首にあるリストバンド状の靭帯」です。

腱鞘は手首を動かしたり、指を動かしたりする際に際限なく動き過ぎてしまう事によって

腕や手首を痛めてしまう事がないよう、束ねて抑える事によって保護する靭帯なんです。

 

なのでその腱鞘が炎症を起こしてしまうのはその靭帯を酷使する事によって起きる、

つまり手首や指の酷使によって発症するんです。

 

腱鞘炎の中でも軽傷(痛くて気になる程度)中傷(痛くて動かすのに支障が出ているもの)は

当院の施術によってシッカリ改善します!

・・・ですが、重傷(痛みで日常生活にも大きく影響が出ている状態)になるとハッキリ言って厳しいものがあります。

 

この重傷が何故厳しいのかは「痛みの原因が炎症によるものだけではなくなっている」からです。

では何が痛みの原因なのかと言うと、腱鞘が酷使され続ける事によって緩んできてしまい、

筋肉や骨を束ねる事が出来なくなってしまい、動かす度にグラグラと不安定に動いてしまうんです。

 

炎症だけなら電気や超音波、マッサージといった施術の効果がシッカリ出るのですが、

物理的に緩んでしまったものをまた固めるというの厳しいものになります。

 

ですので皆さんは「腕、手首が痛い、これはもしかして腱鞘炎かな?」と思われたら、

放置せずに早めに当院へお越し下さいね。

 

                                                                                                                石井

投稿者: 石井鍼灸整骨院

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