2015.04.08更新

今日もアッキーの話題ですが、当院で働き始めた頃は学校で教わったであろう事を
質問しても珍回答続出だった彼が、最近は所々答えられるところも出てきて
そういえば働き始めてもう1年になるのかと思いました。

そんな彼に少しづつ「学校で教わった専門的な知識を、一般の方に分かりやすく伝える」
事の必要性を教えています。

そんな時に患者さんの症状で「胸郭出口症候群」の疑いがある方が来院されました。

この「胸郭出口症候群」とは、首の前側に首から腕に向かう神経と血管の
通り道になる「頚三角」という所があり、この部分が筋肉の緊張等によって狭まると
そこを通過する神経及び血管を圧迫するため、
神経の圧迫が腕の重だるさや倦怠感を呼び、さらに症状が進むと神経症状として
腕の痺れや、血管への負荷によって強い冷えが発生します。

これは特に身体を動かさない就寝後の深夜に強く発生し易く、
早ければ深夜に目が覚めた時、遅くとも起床時に上記症状を強く自覚される方が多いです。

その方は起床時に片腕だけ異常に冷たくなって心配になり来院されました。

この対処は先程お話しした「頚三角」の筋肉の緊張を除去し、
そこを通過する神経、血管への負荷を下げる治療が必要です。

患者さんに説明をしながら「アッキーも聞いとけよ」と言っておきましたが
どれだけ頭の中に入ったでしょうか?
アッキーの大好きなブランドの服の話題でかき消えてない事を祈りたいです(笑)

 

                                                                                            石井

投稿者: 石井鍼灸整骨院

メールでのお問い合わせはこちら
メールでのお問い合わせはこちら