2014.10.17更新

四十肩・五十肩 その2

 

さて四十肩・五十肩について説明してきましたが、

最後となる今回は当院での施術等をお伝えしようと思います。

 

当院の施術では大きく分けて2つのポイントのアプローチをしていきます。

 

まず1つ目が可動域の改善。

 

四十肩・五十肩は今までの説明通り、肩関節の動きが大なり小なり制限が出てきます。

そのためこの制限を受けた可動範囲を運動療法やストレッチで動かし、

制限を取ることがメインとなります。

 

硬い蛇口を開くためには強い力がいるのと同じように、

四十肩・五十肩のように肩関節周囲が固まった状態は、

それだけで肩関節や腕の動きの対して必要以上の力で動かさざるを得なくなるので、

常に負荷がかかる状態となり、症状改善の障害になってしまうからです。

 

 

そして2つ目が硬化した筋肉へのマッサージ。

 

筋肉が強い萎縮をしていると神経への負荷が増えてしまうので、

固まった筋肉、神経へのアプローチも兼ねて当院ではマッサージを取り入れています。

 

特に脇の下には神経が集中している部分があるため、

この部分の筋萎縮は痛みを誘発するとともに、

やはり症状改善の障害になってしまうため、この部分を中心にマッサージをしていきます。

 

 

と、少々長くなってしまいましたが、以上が当院の四十肩・五十肩へのアプローチとなります。

 

これ以外にも症状の状態によっては中周波の電気をかけたり、

患者さんご自身にやって頂く運動の指導もしていますが、

これは患者さん個々のケースによりけりになるので、ここでは割愛させてもらいます。

 

 

最後になりますが、四十肩・五十肩に限らずどのような症状おいても言えることですが、

症状というのは火事と同じで、ボヤ(初期)なら鎮火(完治)まで短期間で済みますし、

山火事(後期)なら鎮火(完治)まで長期化する可能性が一気に高まりますので、

お身体で気になる事がありましたら、早めの施術をオススメします。

 

 

                                                                                        石井

 

 

 

 

投稿者: 石井鍼灸整骨院

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