2016.11.18更新

最近は暖かい日と寒い日が交互にきて身体がなれないですねぇ

 

そんな中である患者さんから「足先が冷えて変色してきたんだけど、インターネットで見たら

冷え過ぎると壊疽を起こすって書いてあったんだけれども本当!?」と聞かれました。

 

いやいや、さすがに壊疽は・・・と言うのは簡単なのでシッカリ理由をお話ししました。

 

確かに手先、足先などの末梢部分は中枢部分に比べて血管が細く「栄養、酸素、熱」などを運ぶ血液が通り難い。

特に筋肉が冷えて固まる時期は内部への負荷が高まるため血管が縮み血液がさらに通り難くなってしまい、

その結果血液が運ぶ「栄養、酸素、熱」が手先、足先の筋細胞に行きづらくなり変色を起こしたりはします。

 

が、さすがに壊疽、壊死までいくほど血液がストップしてしまうかは話が別で、

それを言い出したら雪が降るような芯から冷えるような日は日本中大変なことになってしまいますからね。

 

ですがこの話は教訓になる話でもあり、こういう時期は寒さがキツい日もけっして少なくない。

そんな日に手足が変色していれば明らかに血流が悪くなっている証拠ではありますよね。

最近来院される患者さんでギックリ腰や寝違え、坐骨神経症状を発症させて来る方が多く、

それは寒さが一段と厳しくなり、手足の変色が起こっている方はそれだけ筋肉の固さが強くなっているからとも言えるんです。

 

疲労や違和感、痛みを自覚されている方で手足の変色を自覚されている方は、

壊疽や壊死はまぁ無いとしても、ちょっと注意されたほうがいいかもしれませんね。

投稿者: 石井鍼灸整骨院

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